詩人として

詩人としての井上靖

芥川賞を始め、数々の文学賞を受賞した「小説家」井上靖は、「詩人」としても優れた作品を残しています。金沢の四高時代から、九州帝大、京都帝大時代まで詩の雑誌に同人として詩を書いていました。

「ノートに書きためた自分の作品については、詩というより、詩を逃げないように閉じ込めてある小さな箱」であると言い、「詩とは、きびしく言えば、恐らくその呪術であろう。呪術そのものに違いない。そして私はついにその呪術を発見できなかった詩人ということになるのであろう。」と語っています。

井上靖記念館内ラウンジでは、『井上靖全詩集』を始め、『シリア砂漠の少年』、『増補愛蔵版 井上靖シルクロード詩集』などの詩集も閲覧可能です。またラウンジ角には、書家「金子鴎亭」により大書された「飛天と千仏」を展示しています。

井上靖が寄稿した同人雑誌

井上靖詩集